川越のそば屋、むさしやは毎週火曜日が定休日です。
川越の国道254沿いのそば屋、むさしやの定休日は毎週火曜日となっています。
火曜日が祭日の場合は営業していますので、お電話などでご確認いただけますと更に確実です。
今回のお休みは、地元川越が誇る名産品「富の川越芋」を仕入れに行ってきました。
江戸時代の旧川越藩では藩主の銘で、飢饉に備えて九州(薩摩藩)からきたサツマイモを栽培します。
落ち葉やたい肥を使った伝統農法で作られたサツマイモは、
「九里四里(くりより)うまい十三里」と謳われるほどにまで有名になったそうです。
(九里は栗とかけて、十三里は江戸から川越までの距離だとか。栗より美味い川越のサツマイモ。という意味なのですね)
そのサツマイモが作られているのは「いも街道」といわれている川越市のお隣、三芳町上富地区(旧川越藩)
伝統農法を守っている地域として平成27年に天皇杯を受賞しました。
天皇陛下の冠される賞なんてすごいですよね!
実は、その「いも街道」の農家さんに、「宮寺農園」という農家さんがいらっしゃるのですが、そば屋さんも経営しているんです。
「そばうどん・富」
というオレンジ色の看板が目印です!
サツマイモだけでなくいろんな種類の採れたて野菜を自家栽培し、お客様に提供しています。
今日も雨が激しい日でしたが、お客様がたくさんいらしていました。
「こんな雨なのに、人気店だな~」と、一人で感心してしまいます。
こちらの店主、蕎麦屋の組合・ふじみ野支部の組合長をされていて、夏そばの栽培やサツマイモ・その他の野菜を組合員と共に事業を行っています。
今年は栃木県足利市のそば屋さんも参加していました。
そんな宮寺農園さんのサツマイモ、今年も天ぷらで提供致します!
まずスタートは「黄金いも」から。
「紅東」「鳴門金時」、「紅はるか」「シルクスィート」、「紅赤」など、
時期により品種が変わるので、その時々の品種の違いを楽しんで頂けたら幸いです。