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川越市で福井県の在来種の蕎麦が食べられる!福井県丸岡在来が入荷しました!

2018/10/09

川越の手打ちそば屋、そば御膳むさしやのブログです。

前回、福井県の丸岡在来が入荷するかも・・

と、お知らせしましたが。

 

大変お待たせいたしました!

本日(正確には昨日から)より十割蕎麦、ならびにせいろそばのブレンドで提供しています!

 

さて・・

「その〇○在来なるものが、そんなに貴重なの?」

と思う方もいらっしゃると思います。

自分自身、自家製粉を始めてから知ったので同じようなラインに立っています。

ですので今回のブログは自分の知っている、在来品種についてお話しできればと思います。

 

 

在来種を試してみて感じた事。

実に、「ソバの実が小さい!」

現在のソバは収穫量を上げる為に大粒の傾向が顕著。

在来種はもともと各生産地で出荷に関係なく、地元消費のみで生産されていたので、その土地固有の品種であり、色・形・味が様々。

 

(この多くの違いに沿って、適切な製粉をする業者さんはやっぱりすごいな!と、思います。自分で製粉してみて初めて気が付いた事の一つです。)

 

日本各地に在来品種あり!

在来種と聞くと、もともと昔から蕎麦の栽培に適していて、気候や立地など、さかんな地域にしかないのだろう。と思い込んでいた自分です。

 

ところが!

調べてみると、ほぼほぼ日本各地に在来品種があるんです!

茨木の「常陸秋そば」をはじめ、福島や福井、山形や長野の主な生産地以外にも。

 

南の九州長崎や、四国の徳島まであるのです!

もちろん地元埼玉にもあります。

 

日本各地どこでもソバを生産していたんですね~

知ってしまうと何でも試し、食べたくなってしまう自分です。

 

でもまずは福井県の在来種から勉強します。

福井県は在来種の宝庫。

福井県だけで10種類近くの在来品種が栽培されています。

中には市場に出回らない「幻」とまで言われているものも・・

 

今回は丸岡在来です。

他の地域よりも早狩りで、色味が良く粒が大きい品種だそう。

 

さてさて。その在来品種とやらの味わいはいかに!?

 

当店では十割蕎麦・外一そば(新そばのレラノカオリ)とのブレンド。

で提供いたしています。

 

無くなり次第本年度の提供は終わりですので、食べてみたい方はお早めに!