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川越の蕎麦屋、「そば御膳むさしや」の看板メニューをご紹介
2018/10/13
川越の手打ちそば屋、むさしやの「呉汁うどん」の紹介です。
最近、ずいぶん涼しくなって秋も終わってしまうのかな?と思ってしまうぐらいですね。
寒くなると温かいうどんや、そばが出るようになります。
今日も呉汁うどんを注文されるお客様がたくさんいました。
「呉汁うどん」(ごじるうどん)ってどんなうどん?
知らない方が多いと思うので、当店の人気メニュー「呉汁うどん」の説明です。
大豆の栄養丸ごと
大豆を一晩水に浸け、ふやかしたものをすり鉢で丹念に当たると、大豆のエキスが出てきます。
これが「生呉」(なまご)と言い、お豆腐屋さんではこれを加熱しておからと豆乳に分けます。
生呉を味噌汁に入れたものを「呉汁」と言い、各地で郷土料理として親しまれています。
地方により色んな具材が入れられるようですが、冬場はやはり根菜類がいいですよね。
豚汁に生呉を入れたところを想像してみてください。
温まるし、栄養抜群です!
当店の創業者である先代は、川越の隣町、川島町の出身で幼い頃からこの「呉汁」に慣れ親しんでいたことが「呉汁うどん」の誕生のきっかけになりました。
誕生から35年
「ぶらり途中下車」というテレビ番組で取り上げられてから35年間。寒い日も、真夏でも老若男女問わず、多くのお客様が呉汁うどんを目当てにご来店くださっています。
川島町では地域全体で「川島呉汁」としてアピールしてます。どんどん「呉汁うどん」が有名になって欲しいです。
これから寒さが増してくると同時に注文も増えるので、大豆をすり潰す仕込みが忙しくなりますね。
是非、「温かいうどんが食べたいな」と思ったらむさしやの呉汁うどんを食べに来てください。