川越市のそば屋、「そば御膳むさしや」今日、嬉しい事がありました!
川越市の北部、国道254号線沿いのそば屋「むさしや」です。
今日のお昼の事。
お客様に呼ばれ、女将さんが向かいました。
驚いた声のあとに楽しそうに話す声が厨房に聞こえます。
そのお客様が厨房に来ました。
若々しい青年が二人。
「久しぶりです!憶えていますか?」
名前は憶えているのですが・・
「職場体験ではお世話になりました」
すぐ近くに城西大学付属高校・中学校があるのですが、毎年その中学校の生徒が職場体験に来ます。
うちの店に職場体験に来てくれた二人でした。
6年前に中学生だった二人は、見た目で思い出せないほど成長していて驚きました。
顔つきも、言葉遣いもすっかり好青年になっていて、進学した先は「生徒が行きたい大学ランキング」1位の大学へ!
「今日は母校に来たので、ここで食事しようと皆と来たのです」
同級生たちを連れて来てくれました。
学生生活の中でたった数日間の縁でしたが、こんな再会はとても嬉しく思います。
教員をされている先生の皆様は、きっとこのような喜びの連続なのではないかと想像してしまうぐらいです。
この記事を書いていて僕も恩師に会いに行きたくなりました。
職場体験に来る子供たちは、皆、真面目で将来の夢を聞くと元気のいい答えが返ってくる子ばかり。
「僕は医者になりたいです!」
「そば打ちに興味を持ちました!」
きっと御両親や先生方の教えが活きているのだろうと思います。
そんな子供たちが、職場体験の最後にインタビューをされるのですが、
必ず聞かれる事があります。
「僕達の将来に向けて、なにかアドバイスはありますか?」
というもの。
職業体験という場でのアドバイスなので、仕事について話しをします。
「最近の世の中では自分が儲かればいい、自分さえよければいい。人を騙しても悲しませてでもお金を儲けようとする大人が多くなっていると思わない?僕がアドバイスできるとしたらその逆です。どんな仕事でもいいと思う。人が喜ぶ仕事を選んで欲しいです」
短い言葉ですがいろんな意味や意図が籠められてます。
ことこまかに説明はしなくても、
優秀な彼らならきっと、言った自分以上に理解して、それ以上の道に進んでくれるだろうと想像します。
ちょっとした「先生」気分に浸ってしまいました。笑
忙しい時間だったので、少ししか会話ができませんでしたが本当に嬉しかったのです。
レオ、カズキ。ありがとう。また思い出したらいつでも食べに来てね。